カルサイラボへようこそ

カルサイラボは、毎日の食卓をもっと楽しく、もっと美味しくするための場です。

Culinary(料理)とScience(科学)の視点を融合させた料理教室を目指し、Culinary Science Labを略して「カルサイラボ」と名付けました。

現在は、料理教室の開催に向けて準備中ですが、それまでの間、食や調理に関するコラムを毎週更新していきます。科学的な視点を交えながら、日々の料理に役立つ情報をお届けしますので、ぜひチェックしてみてください。

将来的には、東京・品川で、アットホームな雰囲気の少人数制料理教室を開く予定です。一人ひとりが実際に手を動かしながら学べる実習形式で、料理の経験は問いません。初心者の方でも安心してご参加いただけるよう、ていねいにサポートいたします。

カルサイラボでは、科学的根拠に基づく調理についても学べます。食材の特性や調理のメカニズムを理解することで、より美味しく、より健康的な料理を作れるようになります。

カルサイラボの主宰者は、長年、食品と化学物質のリスク管理に携わってきた食品と化学の専門家です。

幅広い視点から食と科学のつながりを探求し、わかりやすく伝えることを大切にしています。

📌 こんな方におすすめ!

「料理が得意ではないけれど、家で美味しいご飯を作りたい」→→→レシピ通りに作ってもうまくいかないのはなぜ?

「毎日の献立に悩んでいる」→→→ 栄養バランスを考えつつ、手軽に作れる食事の組み合わせを知りたい

「気軽に通える料理教室を探している」→ →→ただ習うだけでなく、理論も学べる料理教室を探している

「ヘルシーな食事を作りたいけれど、何が本当に体にいいのかわからない」→→→ 世の中の健康情報が多すぎて、何を信じればいいのかわからない

「料理の時短テクニックを知りたい」 →→→ 効率よく、美味しく作る方法を知りたい

そんな方にぴったりの場です。
まずは、コラムを通して料理の知識や楽しさに触れていただければと思います。

コラム

  • 水の科学② ― みずみずしさの裏側にある「保存の科学」
    1. はじめに― おいしさをつくる水、おいしさを奪う水 前回の「水の科学①」(2025年11月11日号)では、食材の中の水がどんな“状態”で存在しているかが、みずみずしさ・しっとり感・ふんわり感といった食感を左右すること […]
  • 水の科学 ― みずみずしさとおいしさの境界で
    1. はじめに― みずみずしさは“おいしさのサイン” 「みずみずしい」という言葉ほど、食べものの魅力をうまく表す言葉はありません。切ったばかりのトマトのつや、炊きたてご飯の光沢、ゆでた野菜の鮮やかな色――それらはすべて、 […]
  • 油の科学 ― “体にいい油”をめぐる誤解を科学でひもとく
    1. はじめに― 「体にいい」と「体に悪い」を分ける前に 2025年10月21日号と2025年10月28日号のコラムでは、卵や肉を通して「加熱による変化」や「構造が性質を決める」ことを見てきました。今回のコラムでは、料理 […]
  • 肉の科学 ― たたく・漬ける・低温で火を入れる、“やわらかさ”を生む3つの科学
    1. はじめに:肉はなぜ「やわらかく」なるのか 焼く、煮る、蒸す――同じ肉でも、調理法によってその食感は驚くほど変わります。加熱のしかた次第で、しっかりとした食感にも、とろけるようなやわらかさにもなる。この違いを生み出し […]
  • 卵の科学 ― 熱と泡立ちが生む“おいしさの変化”
    1. はじめに:卵の不思議をひもとく ― 家庭で学ぶ食の科学 これまでのコラムでは、砂糖や異性化糖などの「糖類」を通して、食べもののおいしさを科学的な視点から考え、その背景にある制度や文化の違いにも触れてきました。たとえ […]