コラム
知識ではなく、“見方”が変わるということ

前回のコラムでは、これまでの50回を振り返り、食を「つながりのあるもの」として捉える視点について整理しました。 では、そのような見方を持つと、私たちの食との向き合い方は、どのように変わるのでしょうか。 これまでのコラムは […]

続きを読む
コラム
50回のコラムから見えてきた、食の“つながり”

4月からスタートしたこのコラムも、先週で50回になりました。 これまで、砂糖、小麦粉、でんぷん、油、水、うま味――さまざまなテーマを取り上げてきました。 一つひとつは、それぞれ独立した話のようにも見えます。 しかし、書き […]

続きを読む
コラム
テンパリングのその先 ― チョコレートはどこまで設計できるのか

1. はじめに ― テンパリングの「先」にあるもの これまで2回にわたり、チョコレートを題材に、状態の違いとその背景を見てきました。第1回(2026年1月27日号)では、テンパリングの有無によって、割れ方や口どけがはっき […]

続きを読む
コラム
チョコレートは「食べる結晶」― 口どけを決める内部構造

1. はじめに 前回のコラムでは、チョコレートを題材に、テンパリングの有無だけを変えて比べてみました。同じ材料、同じ量、同じ形で作っても、口どけや後味には、はっきりとした違いが現れました。その違いは、好みや偶然というより […]

続きを読む
コラム
チョコレートは、考えるきっかけになる

チョコレートは、同じ材料を使っても、同じ形に仕上げても、食べたときの印象がまったく違うことがあります。 その違いは、レシピを見ただけでは、なかなか想像できません。 2月を前に、チョコレートを題材に、いくつか体験の場を続け […]

続きを読む
コラム
相乗効果と隠し味 ― “味の深み”が生まれるしくみ

1. はじめに―相乗効果はうま味だけの現象ではない これまでのコラム(2025年11月25日号、2025年12月2日号、2025年12月9日号)では、うま味を手がかりに、私たちが「おいしい」と感じる仕組みを見てきました。 […]

続きを読む
コラム
うま味の科学 ― 日本が発見した“第五の味”

1. はじめに― UMAMIが世界語になった理由 味噌汁やお吸い物を口にしたとき、ふっと体がゆるむような“ほっとする味”。日本の食卓では当たり前のこの感覚を、最初に科学の言葉で説明したのは日本でした。 1908年、池田菊 […]

続きを読む
コラム
水の科学 ― みずみずしさとおいしさの境界で

1. はじめに― みずみずしさは“おいしさのサイン” 「みずみずしい」という言葉ほど、食べものの魅力をうまく表す言葉はありません。切ったばかりのトマトのつや、炊きたてご飯の光沢、ゆでた野菜の鮮やかな色――それらはすべて、 […]

続きを読む
コラム
肉の科学 ― たたく・漬ける・低温で火を入れる、“やわらかさ”を生む3つの科学

1. はじめに:肉はなぜ「やわらかく」なるのか 焼く、煮る、蒸す――同じ肉でも、調理法によってその食感は驚くほど変わります。加熱のしかた次第で、しっかりとした食感にも、とろけるようなやわらかさにもなる。この違いを生み出し […]

続きを読む
コラム
卵の科学 ― 熱と泡立ちが生む“おいしさの変化”

1. はじめに:卵の不思議をひもとく ― 家庭で学ぶ食の科学 これまでのコラムでは、砂糖や異性化糖などの「糖類」を通して、食べもののおいしさを科学的な視点から考え、その背景にある制度や文化の違いにも触れてきました。たとえ […]

続きを読む